.塩分やクエン酸をそのままに特殊な有用微生物群で梅干しの調味液を発酵させた農業用活性材を開発いたしました。約10%と言われている塩分濃度と約6%と言われているクエン酸濃度の調味液を約2週間程度で発酵分解して、塩分濃度3.8%とクエン酸濃度0.86%としました。 この分解能は自社開発の有用微生物群の特性で、有機酸や塩分、アンモニア等で実績があり、梅干し調味液も同様に発酵分解でき商品化できました。バイオクエン酸は名称の通り、バイオ資材でありながらクエン酸資材でもありますので塩基障害の対策に使用できます。県下の各農協や販売店のご協力を得て試験や実験を繰り返し、作物の生育の補助と使用方法を考案いたしました。和歌山県の「うめ研究所」や「かき・もも研究所」での試験や桃農家での技術確認圃も実施して、県下の花卉類の生産や果菜類の生産に普及されて、高知県の農協では養液土耕の液肥の稀釈材で使用され、大きな効果で成果に繋がっています。商品名「バイオクエン酸」は、有用微生物群と梅クエン酸の相乗効果で作物の生理活性や土壌改良を行い、消臭しながら環境を整えます。それは低温域から高温域までバイオが動き効果を発揮しますので、連作障害の対策資材として有効に活用できると思われ、提案いたします。 | ||
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【特許 第4978913号】 |
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生理活性 | 作物の発根量を増加させ生理を安定させる 400L/10a/週1回 1000倍水溶液を潅水する。 |
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液肥の効果アップ | 高性能液肥の場合500倍水溶液に液肥を溶解させ散布する。通常の液肥で使用する場合1000倍水溶液に液肥を溶解させる。 | |
生理をコントロール する場合に使用する |
果菜類の生理コントロールに500倍水溶液にミネラルとカリ系液肥を 溶解させ、栄養成長から生殖成長にコントロールする。バイオクエン酸500倍水溶液にミネラルチャージ5−3−5とカルシウムチャージ3−0−5を500倍で稀釈して潅水する。200L〜400L/10a/週1回 | |
病害虫対策 | 上記の使用方法に殺菌剤と併用して病害対策を行う効果を上げる。但し、農薬使用量は3割程度減少させて使用する。【注意】殺虫剤は上記の使用時に併用しない。殺虫剤や除草剤は農薬分解試験で実証されているように併用は しないで下さい。*クロチアニジン、フェリトロチオン、シマジンの土壌における同時分解試験に成功し、数日で半減することが判った。特にウドンコ病対策に、バイオクエン酸700倍水溶液にカルシウムチャージ3-0-5 を700倍で稀釈して葉面散布すると効果が得られた。 |
和歌山県リサイクル製品認定通知書 | |
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